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新興国通貨で見る投資と経済

新興国通貨とは

新興国通貨とは読んで字のごとく新興国の通貨を表します。基本的に経済や投資に関連したときに新興国通貨という呼び方をし、ここでいう新興国とはエマージングマーケット(新興国市場)で取引される国のことを指します。一般には高い経済成長や潜在的な市場価値、国家レベルでの可能性がある国を新興国とみなします。

そのため単なる途上国や成長性の乏しい国は含まれません。たとえばBRICs(ブリックス)と呼ばれるブラジル、ロシア、インド、中国の4か国は、経済発展が著しいとして主要な新興国とされています。またこの4か国に南アフリカを加えてBRICSと書かれることもあります。

このような新興国が注目される理由は、世界経済に与える影響の大きさが原因です。というのもBRICSのような主要新興国のGDPや貿易額は世界のなかでも大きな割合を占めているのです。先進国の多くが新しい市場の開発を目的に続々と新興国に乗り出しています。さらに主要新興国の多くが豊満な労働人口を抱えているので、先進国が安い賃金で新興国の人材を使うことも増えています。

このように主要新興国は大きな位置を占めていますが、これらのことが投資などの市場価値にも大きく影響しているのです。そのため新興国の資源や通貨に対して投資する人も多く、そのものさしの1つとなるのが新興国通貨なのです。新興国通貨は先進国通貨とは異なる特徴を持ち、投資などの際には先進国通貨とは違う目的で利用されることがあります。

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