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新興国通貨で見る投資と経済

投資における新興国通貨

新興国通貨に投資することで狙える利益とはなんでしょう。たとえば新興国通貨の債権は大きく2種類あり、先進国通貨の通貨建てで発行されるものと、現地通貨で発行されるものがあります。このうち現地通貨建ての債券に投資すると、利息と債券価格の上昇による利益、為替益を手に入れられる可能性があります。実際に新興国通貨の格付けがあがる度に債券価格は上昇していきます。

しかしいくら格付けが上がり利益を手にしやすくなっても、先進国通貨と比べて高いリスクがあることはかわりません。そのため新興国通貨に投資するときは分散投資が適しています。分散投資というのはこの場合1つの通貨に集中して投資するのではなく、いくつかの通貨に分散して投資することです。分散投資することによってリスクも分散させ、一気に全滅してしまうことを防ぐことができます。

このように投資の方法を工夫すれば、リスクの高いエマージングマーケット通貨でも比較的安全な投資を行うことができます。銀行でも投資信託のように少額の投資が可能な商品があるため、若い人でも積極的に投資ができるような仕組みが整えられています。しかし全滅を防げるといってもほかの部分で損害をカバーできなければどっちにしろ損をすることになるので、選ぶ投資先は厳選する必要があります。

投資先を選ぶ際に気をつけたいのはインフレです。国内での所得格差が大きいことや、原料など単価の安い資源を扱うケースが多いことなどが原因となり、インフレに陥ると致命的になりやすいのです。そのため短期で経済が変わりやすく、できるだけ長期的に投資できる状態を整えて臨むとよいでしょう。

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